Amazonでの買い物などに使うことができる便利なAmazonギフト券。プレゼントなどにも使いやすいということで、近年手に入れる機会も増えています。
ですが中には、間違えて購入やアカウントへの登録をしてしまったのでキャンセルしたいという人もいます。
では果たしてAmazonギフト券の購入やアカウントへの登録はキャンセルすることができるのでしょうか。
今回はAmazonギフト券のキャンセルについて解説していきます。
この記事でわかること
一度購入したAmazonギフト券はキャンセルできるの?
Amazonギフト券を購入したものの、「やっぱりキャンセルしたい」「間違えて購入してしまったので購入を辞めたい」という人も少なくありません。
実はAmazonギフト券は購入後にキャンセルをすることが可能です。ですがいつでもキャンセルができるというわけではなく、特定の条件を満たしている必要があります。そのため購入した状況によってはキャンセルできない可能性もあります。
そこでまずは、Amazonギフト券の購入をキャンセルできるケースを紹介していきます。
Amazonギフト券どこで使える?スーパーやコンビニで使えるの?
チャージタイプの場合
他のタイプのAmazonギフト券とは違い購入と同時にアカウントにチャージされる仕組みのチャージタイプ。実はこのチャージタイプのAmazonギフト券は購入後キャンセルすることが可能です。
チャージタイプの購入時にはクレジットカード以外にもコンビニやATM、電子マネー払いで支払いをすることができますが、実はこれらの支払方法を選択して購入手続きをしてから7日間支払いをしないでいると自動的に購入がキャンセルされます。そのため間違えて購入してしまっても支払いをせずに放置しておけばキャンセルすることができるのです。
ですが支払いが完了してしまうとキャンセルができなくなるため、購入手続きと同時に自動的に支払いが行われてしまうクレジットカード払いの場合はキャンセルができないので注意してください。
Eメールタイプの場合
購入後指定したメールアドレスにギフト券番号が届くEメールタイプのAmazonギフト券。実はこのEメールタイプも購入後キャンセルすることが可能です。
ですがいつでもキャンセルができるわけではありません。EメールタイプのAmazonギフト券は送信日を自由に決めることができますが、キャンセルは送信日の3日前までに行う必要があります。そのため即日で送る予定にしてしまうと購入後にキャンセルすることはできません。
印刷タイプの場合
印刷タイプは購入後pdfファイルが送られてきてそれを自分で印刷することで使うことができるAmazonギフト券です。
実はこの印刷タイプは購入後にキャンセルすることはできません。
Eメールタイプと同じようにアカウントに登録してあるメールアドレスに送られてくるためキャンセルができると勘違いしてしまう人もいますが、Eメールタイプのように日時指定をすることはできず購入後すぐにファイルが送られてくるため、キャンセルはできないので注意してください。
配送タイプの場合
ボックスタイプや封筒タイプなど贈りたい相手に直接届けてもらえる配送タイプ。プレゼント目的などで利用している人も多いです。
実はこの配送タイプのAmazonギフト券も購入後にキャンセルすることが可能です。
ですがこちらもいつでも自由にキャンセルできるわけではありません。キャンセルは購入後Amazonギフト券が発送されるまでに行う必要があります。
発送が完了してしまうとキャンセルは一切できなくなるため、できるだけ早く手続きを行うようにしましょう。
カードタイプの場合
Amazonギフト券の中でもコンビニなどで購入できるため気軽に入手できるカードタイプ。他のタイプは見たことがなくてもカードタイプは見たことがある・購入したことがあるという人も少なくありません。
このカードタイプのAmazonギフト券は購入後キャンセルすることができません。
これはカードタイプのAmazonギフト券は使用済みかどうかの判断が人目ではできないためです。スクラッチ部分を削っていなければ未使用だと考える人もいるかもしれませんが、実はスクラッチを削らずにコードを盗み見る手口もあるため、スクラッチが削っていなくても使用されている可能性があります。そのためカードタイプのAmazonギフト券は購入後にキャンセルすることができないのです。
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実際にAmazonギフト券の購入をキャンセルしてみよう!
Amazonギフト券の購入をキャンセルをする手順はEメールタイプ配送タイプのどちらでも次のようになります。
最後に「チェックした商品をキャンセルする」をクリックすればAmazonギフト券の購入がキャンセルできます。
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Amazonギフト券の購入をキャンセルするときには注意点も
ここまでに紹介してきたように、購入したAmazonギフト券はタイプや状況によってはキャンセルをすることも可能です。
ですがキャンセルをする際にはいくつか気を付けておくべき注意点もあります。そこでここからはAmazonギフト券の購入するときの注意点を紹介します。
チャージタイプをキャンセルすると先払いが使えなくなる可能性がある
先ほども紹介したようにチャージタイプのAmazonギフト券はコンビニ・ATM・ネットバンキング・ 電子マネー払いで購入することができ、これらの支払い方法で7日間支払いをしないでいると自動的に購入がキャンセルされます。
また最悪の場合アカウントの停止などの重い措置が取られる可能性もあります。
そのためチャージタイプのキャンセルは最終手段として考えておき、キャンセルできるからと気軽に購入せずに本当に必要かをしっかりと考えて購入するようにしましょう。
配送タイプは急がないと間に合わない可能性も
Amazonでは出品者によって配送までにかかる時間が異なります。ですがAmazonギフト券の場合はAmazonが発送を行うため、スピーディーに発送手続きが行われます。
そのためキャンセルを希望する場合、できるだけ早く手続きをしなければすぐに発送手続きが行われてしまい、手遅れになってしまう可能性があります。
特にお届け日を近い日にちに設定している場合は即日で発送されてしまう可能性もあるので注意しましょう。
ステータスが処理中のものはキャンセルできない
Amazonでは商品を購入した後にステータスが「処理中」と表示されることがあります。
この処理中の状態ではクレジットカード会社がカードによる決済の審査を行っています。実は購入したAmazonギフト券が処理中になっていると、どのタイプのAmazonギフト券であってもその間はキャンセルをすることができません。
ステータスが処理中となっている場合はAmazonに問い合わせをしても対応をしてもらえないため、処理が完了するまで待つしかないので覚えておきましょう。
Amazonギフト券の基本情報・魅力を解説!使い方は?購入方法は?有効期限はある?
Amazonギフト券の購入が勝手にキャンセルされることもあるって本当?
注意点でも紹介したように、Amazonギフト券を購入した後にステータスが処理中になっているとクレジットカード会社で決済の審査が行われています。その審査に通過できれば晴れてAmazonギフト券を購入することができます。
ですが実はその審査に通過できなかった場合、Amazonギフト券の購入が強制的にキャンセルされてしまいます。そのため購入手続きをしたはずなのにAmazonギフト券が送られてこない場合、カード会社の審査に通過できなかった恐れがあります。
またクレジットカードの名義人の情報とAmazonのアカウントの情報が異なる場合も名義人以外がクレジットカードを使っている恐れがあるためAmazonギフト券の購入が強制的にキャンセルされてしまうことがあるので覚えておきましょう。
Amazonギフト券購入でお得にポイントを貯める方法
キャンセルできなかったAmazonギフト券はこうやって使おう!
ここまでに紹介してきたように間違えてAmazonギフト券を購入してしまったとしても絶対にキャンセルできるとは限りません。
ではもし間違えてAmazonギフト券を購入してしまったらどのように使えばいいのでしょうか。ここからはAmazonギフト券の使い道を紹介します。
Amazonの公式サイトで使用する
Amazonギフト券はAmazonのアカウントに登録することで現金やクレジットカードと同じように次の用途で使うことができます。
- Amazonのサイトでの買い物
- Amazon Payでの支払い
- Amazonプライム会員の会費の支払い
- 電子書籍や音楽の購入
そのためAmazonのサイトで買い物をする機会がある人やAmazonプライム会員の人は間違えてAmazonギフト券を購入してしまったとしても無理をすることなく使うことができるでしょう。
買取サイトで買い取ってもらえば現金化も可能
アカウントに登録していない状態のAmazonギフト券はギフト券買取サイトで買い取ってもらうことも可能です。買取サイトを利用すれば額面金額に応じた金額を現金に換えて振り込んでもらえます。
買取サイトでAmazonギフト券を買い取ってもらうときの大まかな流れは次の通りです。
⇒おすすめのAmazonギフト券買取サイトを掲載中!
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⇒ニンテンドープリペイドカードの買取業者サイトを掲載中!
アカウントに登録したAmazonギフト券はキャンセルできるの?
ここまではAmazonギフト券を間違えて購入してしまった場合のキャンセルについて紹介してきました。
それと並んでAmazonギフト券で多いトラブルに、「間違えてAmazonギフト券をアカウントに登録してしまう」というものがあります。間違えてAmazonギフト券を登録してしまったのでキャンセルして元の状態に戻したいと考える人は実は少なくありません。
ですが残念ながら一度でもアカウントに登録してしまったAmazonギフト券は、タイプや状況に関係なく元の未使用の状態に戻すことはできません。
購入の際とは違い絶対にキャンセルができず、自分で使うことしかできなくなるので、Amazonギフト券を登録する際には本当に必要なのか、本当にそのアカウントに登録していいのかを確認してから行ってください。
Amazonを利用するにはアカウント作成が必須?手順や注意点を徹底解説
アカウントに登録したAmazonギフト券を現金化することは可能!
先ほど紹介したようにAmazonギフト券は間違ってアカウントに登録してしまうと元の状態に戻すことはできません。
ですが実は買取サイトなどを利用すれば現金化をして自由に使えるようにすることはできます。
そこでここからは、間違えて登録してしまいキャンセルできなくなったAmazonギフト券を現金化する方法を紹介します。
Amazonで商品を購入して買い取ってもらう
Amazonのサイトで商品を購入し、その商品を買取ショップなどで買い取ってもらうことで登録済みのAmazonギフト券を現金化することが可能です。
Amazonではたくさんの商品が販売されており、Amazonギフト券で購入することができます。そのためAmazonギフト券で支払いをして換金率の高い商品を購入し、それを買取ショップなどで買い取ってもらうことで現金化をすることができるのです。
購入する商品は自由に選ぶことができるので額面に合わせて買い物をすることができますし、出品者によっては定価よりも安く購入できることもあるため、お得に現金化できる可能性もあります。
また買取ショップを利用せずに購入した商品をネットオークションに出品すれば、より高い金額で現金化できる可能性もあるのでそちらもおすすめです。
中には登録済みAmazonギフト券を買い取ってくれる買取サイトも
Amazonギフト券は買取サイトを利用して現金化をすることができますが、買取サイトでは原則未使用のAmazonギフト券しか買い取っていません。そのため間違えて登録したAmazonギフト券は買取サイトでは基本的に現金化ができません。
しかしごく一部の買取サイトではアカウントに登録済みのAmazonギフト券でも買い取ってもらうことが可能です。そのようなサイトでは買取サイト側から指定された商品を購入してそれを買い取ってもらうことで現金化をすることが可能です。
買取サイト側から購入する商品を指定してもらえるため自分で換金率の高い商品を探す必要がなく、より気軽に利用できるのがメリットです。
ですが未使用のAmazonギフト券を買い取ってもらうときに比べて買取率が低くなることが非常に多いので注意も必要です。
現金化にはデメリットもあるので注意
ここまでに紹介してきたように間違えて登録したAmazonギフト券も現金化をすることは可能です。
しかし登録済みだからこその注意点もあります。
Amazonのアカウントが凍結する可能性がある
Amazonの利用規約ではAmazonギフト券の現金化目的での使用が禁止されています。そのため間違えて登録してしまったAmazonギフト券であっても、それを現金化目的で商品を購入するのに使ってしまうと利用規約違反になり、アカウントの凍結などの措置が取られてしまう可能性があります。
受け取れる金額は額面よりも少なくなる
Amazonギフト券を現金化する場合、買取サイトや買取ショップで手数料を取られてしまうため額面よりも受取金額は少なくなります。特に登録済みのものの場合は買取率が低くなる傾向があります。
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まとめ:間違えて購入したAmazonギフト券はキャンセルできる可能性も!しかし登録のキャンセルはできないので要注意
今回はAmazonギフト券の購入や登録のキャンセルについて紹介してきました。
Amazonギフト券を間違えて購入してしまった場合は、購入したタイプや状況によってはキャンセルできる可能性もあります。ですがいつでも絶対にキャンセルができるというわけではないため注意も必要です。
一方でアカウントに登録した場合のキャンセルについてはAmazonギフト券のタイプや状況に関係なくまずキャンセルをすることはできず、自分で使わなければいけません。Amazonギフト券は便利ですが間違えて購入・登録してしまった場合にはキャンセルできないことも多いため、本当に必要なのかを確認したうえで購入・登録をするようにしてください。