クレジットカードを作成する際には暗証番号を設定しなければいけません。
この暗証番号はクレジットカードの使い方によっては使う機会がなく、今までに使ったことがないという人もいます。
ですが実はこの暗証番号、クレジットカードを使う上では非常に重要な情報です。
では暗証番号はどんなときに必要なのでしょうか。
また万が一暗証番号を忘れてしまったらどうすればいいのでしょうか。
今回はクレジットカードの暗証番号について詳しく解説していきます。
この記事でわかること
クレジットカードの暗証番号ってそもそも何？
クレジットカードの暗証番号は、カードの作成時に設定する4桁の番号です。
この番号はクレジットカードが第三者に不正利用されることを防ぐための役割があり、ショッピングやキャッシングをする際に入力を求められます。
暗証番号を入力できる＝カードの名義人本人が利用していると判断されます。
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クレジットカードの暗証番号はどんなときに必要なの？
クレジットカードの暗証番号は、店舗で買い物をしたりATMなどを利用してキャッシングを利用する際に必要となります。
買い物の場合はレジに設置されているカードリーダーにクレジットカードを挿入し、暗証番号の入力を求められます。
キャッシングの場合はATMにクレジットカードを挿入後、画面の指示に従って暗証番号を入力します。
なお店頭での買い物の場合は暗証番号の入力をせずに名義人のサインで代用できるケースもあります。
そのためクレジットカードで買い物をしたら絶対に暗証番号の入力を求められるというわけではありません。
またコンビニなどの一部の店舗では、暗証番号の入力もサインも必要ないサインレス決済を導入していることも増えています。
ネットショッピングの場合は暗証番号は不要
クレジットカードで買い物をするときにはネットショッピングをするという人も多いです。
実はネットショッピングでは暗証番号の入力は求められないことがほとんどです。
ネットショッピングの場合、店頭での買い物のようにクレジットカードをカードリーダーで読み取ることができません。
その代わりにクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードなどの情報を入力します。
これらの情報はクレジットカードを持っている本人でなければわからないため、暗証番号入力の代わりに本人確認が行えるのです。
なおネットショップによってはクレジットカード会社に登録したIDやパスワードの入力や追加認証を求めることもあるので覚えておきましょう。
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クレジットカードの暗証番号はどんな数字にしたらいいの？
クレジットカードの暗証番号を設定する際には、どんな数字にすればいいか迷ってしまうという人も少なくありません。
実は設定した暗証番号によっては不正利用のリスクが高まってしまうため、安全面を考えて暗証番号を決める必要があります。
そこでここからは、暗証番号を決めるときに意識すべき3つのポイントを紹介します。
わかりやすい暗証番号は絶対にNG
クレジットカードの暗証番号を設定するときには、わかりやすい数字は絶対に避けなければいけません。
わかりやすい数字にしてしまうと第三者が入力してしまう可能性が高くなり、不正利用のリスクも高まってしまいます。
そのため
- 「1234」や「9876」などの連続した4つの数字
- 「0000」「8888」などの同じ数字の連続
は避けるようにしましょう。
個人情報から推測できる数字は避ける
クレジットカードの暗証番号を設定するときには、自分の生年月日や携帯の電話番号などを使用するという人もいます。
確かにこれらの番号は忘れる可能性が低いというメリットがあります。
ですが生年月日や携帯番号などを暗証番号にしてしまうと、名義人の個人情報から暗証番号を推測できるため、不正利用されてしまう可能性が高くなります。
- 本人や家族の生年月日
- 形態の電話番号
- 家の固定電話の番号
- 車のナンバープレートの番号
- マンションやアパートの部屋番号
などを暗証番号に設定する人もいますが、これらも避けたほうがいいでしょう。
複数のクレジットカードを持っているならすべて違う暗証番号にする
クレジットカードをお持ちの方の中には、複数米のクレジットカードを持っているという人もいます。
そしてそのときには、すべてのクレジットカードを同じ暗証番号にしたり、いくつかの暗証番号を使いまわしているという人もいます。
ですが複数のクレジットカードで同じ暗証番号を使用していると、1枚の暗証番号を知られてしまうだけですべてのクレジットカードを悪用されてしまうため危険が高まります。
そのため複数のクレジットカードを持っている場合は、できるだけすべてのカードで違う暗証番号を使うようにしましょう。
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カード発行後でも暗証番号を変えることは可能
クレジットカードの暗証番号はカードを作成する際に設定しますが、実はカードを作った後に暗証番号を変えることができます。
そのため万が一誰かに暗証番号が知られてしまったり、推測されてしまいそうになったら、暗証番号を変更するのがおすすめです。
なお暗証番号に関する情報はクレジットカードのICチップに書き込まれています。
そのため暗証番号を変更する場合、クレジットカード自体を新しいものに変えなければいけません。
クレジットカードを再発行する場合は1週間～2週間かかるので、その点だけは注意してください。
カード会社によってはバレやすい暗証番号は設定できないことも
ここまでに紹介してきたようにクレジットカードの暗証番号を設定するときには、誰でも簡単に思いつくような連続した数字や個人情報からわかる数字は避けなければいけません。
実はクレジットカード会社では、不正利用のリスクを下げるためにこれらのリスクが高い数字は暗証番号に設定できなくなっていることも多いです。
そのため、もしこれらの番号を暗証番号にしようとしてしまっても、カード会社から認められずに他の番号にするように指示されることが多いので覚えておきましょう。
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クレジットカードの暗証番号を忘れたらどうしたらいいの？
クレジットカードを持っている人の中には、なかなか暗証番号を使う機会がなくて忘れてしまったり、複数のクレジットカードを持っていて暗証番号がわからなくなってしまったという人もいます。
ではもしクレジットカードの暗証番号がわからなくなったらどうすればいいのでしょうか。
ここからは暗証番号がわからないときの対処法を紹介します。
- 暗証番号がわからなくなったらどうなってしまうの？
- 暗証番号を忘れたらどうしたらいいの？
- 暗証番号を忘れてしまったらクレジットカードは使えないの？
- 暗証番号を間違えてカードがロックされたらどうしたらいいの？
暗証番号がわからなくなったらどうなってしまうの？
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまうと、ショッピングやキャッシングで暗証番号の入力を求められても正確な番号を入力できなくなってしまうため、暗証番号が必要なサービスを利用できなくなってしまいます。
中には「この番号かも」という数字を入力するという人もいますが、実はクレジットカードの暗証番号は一定回数間違った数字を入力してしまうと、不正利用が疑われるためカード自体がロックされてしまいます。
そのため間違った暗証番号を入力してしまうと、買い物などができないどころかカード自体が使えなくなってしまう恐れもあります。
暗証番号を忘れたらどうしたらいいの？
もしクレジットカードの暗証番号を忘れてしまったら、すぐにカード会社にその旨を連絡してください。
連絡はクレジットカードやカード会社からの書類に記載されている電話番号か、会員用サイトがある場合はそちらから行えます。
カード会社に連絡をするとカード会社側で暗証番号照会の手続きが行われます。
なお暗証番号はセキュリティの観点からカード会社から電話やメールで伝えてもらうことはできません。
後日登録してある住所に暗証番号通知書が郵送で届きます。
そのため暗証番号を忘れてしまった場合、その場ですぐに暗証番号を確認できるわけではないので注意してください。
暗証番号を忘れてしまったらクレジットカードは使えないの？
実はクレジットカードの暗証番号を忘れてしまったとしても、クレジットカードが一切使えなくなるというわけではありません。
クレジットカードを使って店舗で決済をする場合、暗証番号の入力ではなくサインで本人確認をすることもできます。
そのためサインによる本人確認でならクレジットカードで支払いをすることは可能です。
またネットショッピングなど、そもそも暗証番号の入力が必要ない方法での決済も行えます。
ただしだからといって暗証番号を忘れたままで放置していいわけではありません。
必ずカード会社に暗証番号の確認をしてください。
暗証番号を間違えてカードがロックされたらどうしたらいいの？
先ほども紹介したように、クレジットカードの暗証番号を何度も間違えて入力してしまうと、カードがロックされて使えなくなってしまいます。
もしクレジットカードがロックされてしまったら、カード会社に連絡をしてください。
連絡をして暗証番号を間違えた旨を伝えれば、ロック解除の手続きをしてもらえます。
ただしカード会社や持っているクレジットカードによっては、その場でロックの解除をすることができず、新しいカードを発行してもらわなければいけないこともあります。
そのような場合は新しいクレジットカードが届くまで1週間～2週間ほどかかるため、その間はクレジットカードが使えなくなります。
頻繁にクレジットカードを使うという方は注意してください。
クレジットカードの不正利用について徹底解説！対処法や防ぐための対策は？
まとめ：暗証番号を正しく管理して安全にクレジットカードを使おう！
今回はクレジットカードの暗証番号について解説してきました。
暗証番号はクレジットカードでショッピングやキャッシングを使う際に必要で、暗証番号がないとクレジットカードが使えないということも起こりえます。
そんな暗証番号はクレジットカードの安全性を保つためにも重要なので、不正利用される可能性が低くなるような番号を設定する必要があります。
また中には暗証番号がわからなくなってしまうという人もいますが、そのときにはすぐにカード会社に連絡をして対応してもらう必要があります。
クレジットカードの暗証番号について正しく理解をして、安全にクレジットカードを使うようにしましょう。