「売掛先に知られずに資金繰りをしたい」
「少しでも早く資金を振り込んでほしい」
そんな人におすすめなのが2社間ファクタリングです。
2社間ファクタリングを利用すれば売掛金を本来の支払期日よりも前に資金化でき、また売掛先に資金繰りをしたことが知られることもありません。
- 資金化の仕組み
- メリット
- デメリット
- ファクタリング会社の選び方
などの利用前に押さえておくべき情報を紹介していきます。
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上限額 無制限
振込時間 最短2時間
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この記事でわかること
2社間ファクタリングってどんなサービスなの?
2社間ファクタリングは申し込みをした会社とファクタリング会社との2社間で契約を行うファクタリングになります。
3社間ファクタリングでは売掛先の了承が必要でしたが2社間ファクタリングの場合は必要なく、売掛金を受け取る企業が利用したいとも思えば自由に申し込むことができます。
2社間ファクタリングで資金を調達する流れ
2社間ファクタリングは次のような流れで手続きを行い、資金を調達できます。
- 取引を完了する
- ファクタリング会社に申し込みをする
- 必要書類の提出後、審査を受ける
- 審査に通過できたら契約を締結する
- 売掛金をファクタリング会社に譲渡する
- 売掛金の買取代金が振り込まれる
- 売掛先から自社に対して売掛金が支払われる
- 支払われた売掛金をファクタリング会社に振り込む
このように売掛金さえ発生していれば自社で申し込みをするだけで利用できるのが2社間ファクタリングの魅力です。
また売掛金の回収はファクタリング会社が行うのではなく、申し込みをした会社が売掛先から売掛金を受け取り、それをファクタリング会社に渡すのも特徴です。
2社間ファクタリングに違法性はないの?安全性について
2社間ファクタリングでは売掛先の了承を得ずに売掛債権をファクタリング会社に譲渡します。
そのため2社間ファクタリングは違法ではないかが不安という人も少なくありません。
実は2社間ファクタリングは法律でも認められている安全な資金調達方法で、安心して利用していただけます。
民法第555条では売主と買主の間で売買を行う取引である売買取引が認められており、売掛債権の売買はこの売買契約に該当します。
そのため違法性は一切なく、気軽に資金調達に利用できるのです。
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2社間ファクタリングは資金調達の方法として優秀?4つのメリット
事業資金の調達は2社間ファクタリング以外にも融資などでできますが、2社間ファクタリングを利用すると次のようなメリットがあります。
- 最短即日で資金調達ができる
- 自社の信用の影響が少ない
- 売掛先にバレない
- 償還請求権がない
2社間ファクタリングを利用した方がいいケースも多いので確認していきましょう。
最短即日での資金調達が可能
2社間ファクタリングを利用すれば、最短即日で売掛金を現金に換えられます。
売掛金は発行されてから1〜2ヶ月ほど経ってから振り込まれるのが一般的です。
ですが2社間ファクタリングなら審査に通過できればすぐに売掛金を買い取ってもらえるため、早期に資金調達ができます。
売掛先の了承も必要ないので、申込みをして審査に通過できればすぐに振り込んでもらえます。
即日での振込が可能な業者も多いので、急いで資金繰りをしなければいけないときも安心ですよ。
自社の信用に自信がなくても利用できる
2社間ファクタリングを利用する際には審査が行われますが、この審査では申し込みをした会社の信用よりも売掛先の信用が重視されます。
そのため融資を断られたような会社であっても2社間ファクタリングであれば利用できる可能性があります。
これは2社間ファクタリングでは支払われることが決まっている売掛金を買い取ってもらうため、売掛先がきちんと支払いをしてくれなければファクタリング会社は損失を抱えてしまうためです。
そのため審査では売掛先がきちんと支払いを行うかの確認が行われており、信用に自信がない会社であっても利用できるのです。
売掛先に知られずに資金調達できる
2社間ファクタリングでは売掛先に通知が行かないため、他社にバレずに資金を調達することが可能です。
ファクタリングの中でも3社間ファクタリングでは売掛先の了承が必要になるため、バレずに資金調達をすることはできません。
その結果、売掛先に資金に不安があると思われてしまい、その後の取引に影響が出る恐れもあります。
2社間ファクタリングであれば売掛先に連絡が行くことは一切ないため、安心して利用できますよ。
償還請求権がない
ファクタリングでは買取代金を受け取った後に売掛金が支払われるため、その前に売掛先が倒産したりして支払われなかったときが不安という方も少なくありません。
ですがファクタリング会社では基本的に償還請求権がないため、安心して利用できます。
この償還請求権は売掛先の倒産などで売掛金が回収できなかった場合に、申し込みをした会社に損失分の支払いを求める権利で、ファクタリングでは償還請求権がないのが一般的です。
万が一の場合でも売掛金を代わりに支払ったり、買取代金を返還するといった必要はありませんよ。
2社間ファクタリングにはデメリットも…
2社間ファクタリングは売掛先に知られずにすぐに資金調達ができる便利な方法です。
ですがメリットばかりなわけではなく、次のようなデメリットもあります。
- 手数料が高い
- 審査に通過できるとは限らない
- 売掛金をファクタリング会社に支払う手間がかかる
- 大手や銀行系は2社間ファクタリングを提供していない
- 悪質なファクタリング会社の存在
手数料が高め
ファクタリングを利用する際には手数料がかかりますが、2社間ファクタリングでは手数料が高めに設定されています。
これは3社間ファクタリングでは売掛先の了承があるため未払いのリスクが低いのに対し、2社間ファクタリングでは未払いのリスクがあるためです。
手数料は利用するファクタリング会社によって違いますが、2社間ファクタリングでは10~20%ほどの手数料がかかるのが一般的です。
手数料が高い分利益は少なくなりますし、赤字になる可能性もあるので注意してください。
審査が甘いわけではない
ファクタリングは銀行融資などに比べると審査が甘く、融資を受けられなかった企業でもファクタリングは利用できる可能性があります。
ですが2社間ファクタリングは誰でも利用できるわけではなく、審査に落ちる可能性もあります。
売掛先の信用がなければ未回収のリスクが高まるため審査には落ちてしまいますし、申し込みをした会社の信用が低いと売掛先を横領される恐れもあるため、こちらも審査落ちの原因になりえます。
2社間ファクタリングの利用には申し込みをした会社・売掛先双方の一定の信用が必要なので覚えておきましょう。
売掛金をファクタリング会社に支払う手間がかかる
2社間ファクタリングでは売掛先の了承が必要ないのですが、売掛先からファクタリング会社に対して直接売掛金を支払ってもらうことはできません。
そのためまず通常通りに売掛金が自社に対して支払われ、それを再度ファクタリング会社に対して振込をしなければいけません。
また万が一売掛金が支払われなかった場合には、自社で売掛先に対して回収をしなければいけません。
手間がかかるのでその点は確認しておきましょう。
売掛金を使ってしまうと業務上横領になる恐れも
2社間ファクタリングでは売掛先から売掛金が支払われたら、すぐにそれをファクタリング会社に対して振り込まなければいけません。
もし振込をせずに使ってしまうと、業務上横領になり犯罪になります。
売掛先の倒産などで支払われなかった場合は別ですが、支払いが行われたらすぐに振込をしましょう。
大手や銀行などは2社間ファクタリングを提供していないことも多い
ファクタリング会社はたくさんありますが、大手ファクタリング会社や銀行系のファクタリング会社では2社間ファクタリングを行っていないことが多いです。
これは銀行系のファクタリング会社は貸金業を営んでいるため利息制限法で上限の金利が決められており、2社間ファクタリングでは一般的な高い手数料を設定できないためです。
大手や銀行系のファクタリング会社を利用したい場合は3社間ファクタリングを利用しなければいけないため注意してください。
悪質なファクタリング会社もある
残念ながらファクタリング会社の中には悪質な会社もあります。
悪質なファクタリング会社では不当な手数料を取られてしまうため、ファクタリングを利用するからには安全な業者を選ばなければいけません。
特に2社間ファクタリングでは元々の手数料が高いため、それを利用して通常よりも高い手数料を提示してくるといった手口も多いです。
次のような特徴に当てはまる業者は悪質な可能性が高いので利用は避けてください。
- 手数料が明らかに高い
- 分割払いを薦めてくる
- 審査がない
- 保証人が必要
2社間ファクタリングの利用が向いているケース
資金調達の方法はファクタリング以外にも融資などがあり、またファクタリングも2社間ファクタリングと3社間ファクタリングがあります。
次のようなケースでは2社間ファクタリングの利用が向いているので、利用を考えてみてください。
即日振込が可能な業者も多いため、急いでいるときには向いています。
2社間ファクタリングを利用する前に確認しよう!ファクタリング会社の選び方
2社間ファクタリングができるファクタリング会社は多く、どの会社を選ぶか迷ってしまう方も少なくありません。
ファクタリング会社ではそれぞれ手数料などが違うため、どの会社を選ぶかで条件も大きく変わってきます。
ここからはファクタリング会社の選び方を紹介するので参考にしてください。
手数料を確認する
2社間ファクタリングを利用するときにまず確認してもらいたいのが手数料です。
2社間ファクタリングはファクタリングの中でも手数料が高く、高い場合には30%近くもの手数料を取られる可能性もあります。
手数料が高いと当然その分振り込まれる金額も減るため、利益が少なくなりますし、利益率が低い企業の場合は赤字に転落する恐れもあります。
同じ金額の売掛金の買取でも利用するファクタリング会社によって手数料は変わるため、手数料が低い会社を選びましょう。
償還請求権がないことを確認する
ファクタリングでは償還請求権がないのが一般的ですが、悪質なファクタリング会社では償還請求権が認められていることがあります。
もし償還請求権がある会社を利用してしまうと、万が一売掛先から売掛金が支払われなかったときに、申し込みをした会社がその分を弁済しなければいけなくなります。
結果大幅な損失を出す恐れもあるため、必ず償還請求権がないファクタリング会社を選んでください。
まとめ:売掛先にバレずに即日で資金調達ができる!資金調達には2社間ファクタリングの利用もおすすめ
今回紹介してきたように、2社間ファクタリングを利用すれば最短即日で資金調達ができ、売掛先に資金繰りをしていることがバレる心配もありません。
そのため2社間ファクタリングを利用している企業も増えています。
ただし手数料が高めに設定されており、また申込企業の信頼もある程度審査に影響するなどの注意点もあります。
トラブルを避けるためにも、仕組みやメリット・デメリットをよく理解した上で資金調達を行ってください。